2022/02/06 11:39

真菰と日本人のかかわりは
仏事にも大きくかかわりがあります。

お釈迦様が真菰で編んだむしろ(寝床)に、
病人を寝かせて治療されたという仏話があります。

これが日本に伝わり、お盆に真菰で編んだ「盆ござ」や
「盆舟」を 奉げるようになったと言われています。

今でも盆ござは真菰で作っています。



弘法大師も療術の秘儀として中国から持ち帰り、
病人を救って日本中を歩かれたそうです。

その古文書には「真黴(まかび)」と書かれているそうです。


動物や鳥・虫などが真菰の葉っぱで傷を癒す。
 
そんなお話が昔から
各地であるそうです。
 
傷を負った水鳥が真菰の葉っぱを
傷口に付けている。
 
何回も何回も

その後水鳥は元気に飛び立っていったとか。
 
真菰にはけがや病気を治す効果があるようですね。
 
 
真菰の葉っぱの上に寝転ぶと
何となく温かく
とても気持ちがよく
ホッとする感じがします。

全身の力がス~っと抜けていく感じ。
 
香りもお茶のようで優しいほのかな香り。
 
その香りにもとても癒されます。
 
真菰の葉っぱで作った枕で寝ると
その効果でぐっすり眠れます。
 
翌朝の目覚めもとてもいいです。